プロポーズは“けじめ” – 長岡市N様
「婚約指輪はいらないと言われたけれど、男としてしっかり渡してあげたい」
力強く想いをお話ししてくださったSさまが、お店にお越しくださったのは昨年の秋頃。アトリエクラムのウェブサイトをご覧になり、ダイヤモンドの粒(ルース)だけでプロポーズを行う【ルースプロポーズプラン】をご検討されていたようでした。
「あまりお金をかけすぎると怒られると思うけど…良いものを渡したいんです。」
Sさまの想いは強く、最高品質の【O.E.Zダイヤモンド】をオーダーいただき、後日お受け取りの段取りとなりました。
店内サプライズプロポーズ
12月中頃、ダイヤモンドのカッティングも終わり、お渡しのご準備が出来ていることをお伝えすると「これから受け取りに行きます」とのご連絡。スタッフが準備を整えお待ちしていると、店内に入ってこられた1組のカップルさんが。Sさまと彼女さんのEさまでした。
「連れて来ちゃいました」
と、話すSさまの隣で何が起きているか分からず混乱気味のEさま。何も知らされず突然連れて来られたらしく「来たことあるの…?」と不安そうでもありました。
『Sさまは彼女さまの為に特別なプレゼントをご用意されたんですよ。』安心させるように声をかけるスタッフから小瓶の入ったケースを受け取り、Eさまへ向き直りケースに入ったダイヤモンドを差し出すSさま。
「男としてのけじめだよ。」
(※こっそり撮りましたが掲載許可を頂いています。)
「いらない、って…言ったじゃん…!」
と零したEさま。言葉にトゲはなく、溢れる涙は嬉しさからくるのものでした。
シンプルで「魅(見)せる」ソリテールデザイン
プロポーズもひと段落し、Eさまも落ち着かれたところでご婚約指輪のデザインのご相談をすることに。
ダイヤモンドについてもお話をさせていただき、世界最高峰のものであることをお伝えすると少し照れたご様子で「ありがとう」と告げるEさま。「男はこういう時、見栄を張るもんなんだよ!」と得意げなSさまにスタッフもほっこりしておりました。
ご婚約指輪のデザインはソリテール(ソリティア・一粒石)タイプで、ダイヤモンドが主役になるデザインです。素材はダイヤモンドを最も美しくみせるプラチナ素材で。ご婚約指輪の内側には、プロポーズをした日付を刻印。忘れられない、忘れたくない1日を指元に刻まれました。
婚約指輪は想いの結晶
「ひとりでプロポーズするのもどうしていいやらで、お店まで来ちゃいました。心強かったです。」
“プロポーズをする”という想いが強すぎて、プロポーズプランは未定だったSさま。お店でするご予定はなく、実はスタッフにもサプライズとなったプロポーズでしたが、結果が良ければ全て良し。何にも代えられない思い出を作っていただけたのではないでしょうか。
完成したご婚約指輪を見たEさまには「すごく綺麗!」と非常に喜んでいただけて、スタッフも一安心致しました。
婚約指輪は、たとえ持っていなくても問題はないものです。だからこそ、『ただお金がかかるだけの指輪』ではないのです。慣れないことに勇気が必要かもしれません。時間もかかるかもしれない。それでも婚約指輪を贈ることを選ぶのには、大切な人への愛があり、想いがあって指輪を渡したいという気持ちに繋がるからではないでしょうか。
そう考えると、想いを告げられ指輪を差し出されることは、形容し難いほどに幸せな事なんだと私は感じます。(※個人的な意見です。)
この度はアトリエクラムにお越しくださり誠にありがとうございました。
末永くお幸せに
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