ふたりの軌跡が刻まれるシンプルなのにこだわりデザインの結婚指輪 – 新潟市K様
穏やかで柔らかい印象のご夫妻は、シンプルでベーシックなご結婚指輪を手作りされました。
表面を覆うのは、おふたりの雰囲気に似たふわりと柔らかい『ホーニング』の加工です。金属特有のツヤをあえて抑え、どんなスタイルにも馴染みやすいように仕上げました。
ご結婚指輪の内側には、おふたりの手描きでイニシャルとお花の“ガーベラ”をイメージしたイラストが刻印されています。お付き合いをはじめてから毎月の記念日に、旦那さまから奥さまへガーベラを贈られているというエピソードからデザインへ。ガーベラから伸びる茎が波を打っているのは、おふたりの思い出の地が“海”だから。お付き合いがはじまった場所とプロポーズをした場所が海だったということで波をイメージされました。
どちらもおふたりにとって大切なモチーフとしてデザインにお入れされました。
指輪の側面に入った9本のライン。指輪を時計とし、重なった数字でおふたりのご結婚記念日をあらわすというこだわりを感じるデザイン。ふたりだけが知る暗号のようなデザインは、見るたびにワクワクしてきます。
決意と誓いのプレゼント
今年の春前、まだ雪のちらつく頃に旦那さまはご婚約指輪をサプライズで手作りされていました。
ブラウンゴールドとピンクゴールドの地金を使用したコンビデザインリングは、地金と誕生石の色味でお花を表現。爪枠に繋がるブラウンゴールドは土を、ダイヤモンドに寄り添う黄緑色のペリドットは茎を、ダイヤモンドを中心としたピンクゴールドの立て爪はお花の部分をイメージしています。
ご婚約指輪も「記念日に贈っているガーベラ」をテーマにデザインへ落とし込んだもの。指輪が完成するタイミングで迎えた記念日は、いつもと違う誓いの意味が込められたお花のプレゼントとなりました。
「手作り出来たのはとても良い思い出になりました。」
ご結婚指輪を作り終えて「思いの入った指輪作りになりました。時間があっという間に過ぎました。」とお話し下さったおふたり。作業をしている間はきっと、今までの事を思い返しながらお作りいただけたのではないかなと思います。今までの思い出をとじ込めたご結婚指輪は、まるで小さなアルバムのようですね。
実はおふたり、本日20日がご結婚式当日とのこと。今日がおふたりにとって、よりよいスタートの1日になりますよう祈っております。
この度はアトリエクラムにお越しくださり誠にありがとうございました。
末永くお幸せに
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