結婚指輪で男女デザイン違いってあり?なし?
デザインが違う結婚指輪についてのお話です。
お客様からいただく質問で「夫婦で好みが違うから同じデザインの結婚指輪を選べない、どうすればいいの?」「夫婦で違うデザインの結婚指輪にしてもいいの?」というものがあります。
生涯を誓う2人が身に着ける結婚指輪だから、同じ素材、同じデザインが当たり前?いいえ、最近はそうでもないようです。
一昔前は、プラチナで同じデザイン。女性用にはダイヤモンドが一粒入って…といったデザインも多かったのですが、最近のカップルさんはというと、特にオーダーメイドや手作りのショップでは、デザイン違いの結婚指輪を選択するカップルさんが増えてます。つまり、上記の小見出しの「結婚指輪でデザイン違いってあり?なし?」の問に対する答えは「あり!」ということになります。ということで、今回はデザイン違いの結婚指輪(マリッジリング)について掘り下げます。
目次
- デザインが同じ結婚指輪とは
- デザインが違う結婚指輪とは
- デザイン違いの結婚指輪を選ぶ最大のメリット
- 結婚指輪 同じデザインと違うデザイン、どっちがいいの?
- デザイン違いの結婚指輪 事例
- 「デザイン違いの結婚指輪について」のまとめ
デザインが同じ結婚指輪とは
とはいえ、結婚指輪の主流は同じデザインが基本です。永遠の愛を誓うマリッジリングです、ペアで同じテイスト、同じデザインの指輪を身につけるというのは、考え方としては自然なことです。カップルのお二人が並んだときにお二人の薬指に同じデザインのリングが輝いていれば、いかにも結婚指輪らしい雰囲気(結婚してます感)を感じることができますよね。同じデザインであることのメリットとしては、「お互いに同じ指輪を身に着ること」、「永遠を誓うのに相応しい」、「この2人は結婚してますアピール」(←メリット?)等があげられます。
〈写真・すっきりしたスクエア形状が美しい、ペアで同じ素材、同じデザインの結婚指輪〉
デザインが違う結婚指輪とは
逆に、デザインが違う結婚指輪とは。一口にデザイン違いと言っても、全くデザインが違う場合もあれば、最低限のペア感は残しつつのデザイン違いというケースもあります。アトリエクラムで比較的多くオーダーをいただくのは、ぱっと見のデザインは違うけど、さりげないペア感を感じるデザインです。また、デザイン違いの指輪を選ぶ最大のメリットは、各自が好きなデザインの指輪を身につけることができるという点です。実際にオーダーをいただくお客様からもそういったご要望をお聞きします。
〈写真・メンズはチタン製のスクエアタイプ、レディースは柔らかい印象のK18ピンクゴールド製甲丸タイプ、デザイン違い、素材違いの結婚指輪〉
デザイン違いの結婚指輪を選ぶ最大のメリット
先程も申し上げたように、デザインの違う結婚指輪を選ぶことの良さというのは、カップルのふたりそれぞれで好みのデザインやテイスト、素材などを選べるということにあります。男性はカッコよくかっちりした平打ち形状のストレートタイプ、女性は優しい印象のやわらかい甲丸形状でゆるいウエーブタイプ、といったように、お互い自分の好みの指輪をお作りすることができます。
〈写真・プラチナとイエローゴールドのデザインが違う結婚指輪は、どちらの指輪も表面仕上げにダイヤバー加工を施すことで、さりげないペア感を演出〉
結婚指輪 同じデザインと違うデザイン、どっちがいいの?
ここで一つ結論を出したいと思いますが、10組いれば10通り、100組いれば100通りのカップルさんがいて、それぞれにストーリーがあります。
ですので、カップルさんによって、同じデザインでも、違うデザインでも、お二人の自由です。というのが結論ですが、それを言うと元も子もないので、私なりの考え方としては、、「本当に気に入ったデザイン・形状の指輪をおふたりで探して、もしそれが2人とも同じデザインが好みとなれば、断然同じデザインでお作りすることをおすすめします。そして、もし違うデザインが好みのお二人であれば、同じデザインの結婚指輪にこだわる必要は無いと思います。」
デザイン違いの結婚指輪 事例
では、実際にデザインの違う結婚指輪を購入した先輩カップルさんは、どういった組み合わせで結婚指輪を選んでいるのか。
アトリエクラムがオーダーをいただいた結婚指輪から、デザイン違いの結婚指輪をご紹介したいと思います。
デザインが「けっこう違う」結婚指輪 事例
メンズはプラチナ製で太めの鎚目模様デザイン、レディースはピンクゴールド製でシャープで細身なマリッジリング。
しのぎ形状のアレルギーフリーなチタン製リングと、やわらか平甲丸デザインのピンクゴールドリング。
つや消し加工を施したプラチナ製のリングと、ダイヤモンドがぐるっと一周入ったイエローゴールドのエタニティリングのペア。
プラチナダイヤモンドリングと、ブラウンゴールドの槌目模様リング。それぞれが好みのデザインを選んだ結婚指輪。
メンズは金アレ対応のレアメタル、タンタルに槌目模様を入れたデザイン、レディースはピンクゴールドの甲丸デザイン。
メンズとレディースでリングの形状が違うマリッジリング。ゴールドの色違いとミルグレイン加工でペア感を演出。
デザインが「ちょっとだけ違う」結婚指輪 事例
デザインはほぼ同じテイストながらも、メンズリングには部分的に鎚目加工を施した結婚指輪。
平打ちデザインと甲丸デザインのペアの組み合わせ、素材もテクスチャも違う結婚指輪。ストレート形状と、種類は違えどつや消しテクスチャでペア感を出してます。
角落ちの平打ちリングとミルグレインの甲丸リング。同じ素材とストレート形状によるおそろい感も。
基本的には同じデザインのマリッジリング。レディースリングに沢山のダイヤモンドを散りばめたデザイン。
レディースは、一部分だけひねり形状になる2WAY仕様、細身のストレートデザインな結婚指輪。
指輪の形状やテクスチャ加工を施している共通点はありつつ、レディースのみ側面に切れ込みが入ったデザイン。
「デザイン違いの結婚指輪について」のまとめ
結婚指輪をご検討の方で、もし「それぞれ違うデザインの指輪がほしい」とお考えの方は、常識に囚われず、自由に指輪選びをしていただければと思います。
既成品の指輪でも、男性女性で別々のデザインをお選びできるブランドもあるかと思いますし、アトリエクラムのオリジナルブランドArtisan Worksでも別々のデザインをお選びいただくカップルさんも多くいらっしゃいます。そして、特に「オーダーメイド」や「セルフメイド(自分で手作り)」では、お二人が自分好みのデザインで作るというのは、あたりまえになってきております。
ちなみに私、小林の結婚指輪は、さんざんデザイン違いの結婚指輪のメリットをお伝えしておいて言い辛いのですが、、完全にペアで同じデザインです。
婚約指輪までも同じテイストのデザインという。。
ということで、同じデザインを選ぶ良さも、もちろんあります。
いかがでしたでしょうか?
今回は、「デザイン違いの結婚指輪」というテーマでした。
少しでも、「最高の指輪選び」のお手伝いができれば嬉しいです。
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